頭皮のにおいに悩んでいる方、実はとっても多いです。脂っぽいにおい、加齢臭?男性のみならず女性でも気になっている方多いのではないでしょうか。
シャンプーを変えたり、1日2度洗うなど自分なりの努力をしてもいまいち改善されない・・・そんな人は、まず基本的な「頭皮の洗い方」を見直してみてください。
シャンプー洗いの基本はこれ!
毎日のシャンプーは髪を洗うと思っている方もいるかもしれませんが、基本は「頭皮を洗う」意識が大切です。洗い残しがあれば毛穴に皮脂が詰まり炎症や酸化臭が残ってしまいますし、洗いすぎは乾燥による過剰な皮脂分泌やフケ、かゆみの原因にも。脂を落とそうと必死に洗いすぎたり、脱脂力の強いシャンプーを使うこともおすすめできません。また、1日何度もシャンプーをすると髪にも頭皮にもよくありません。
そこで、自己流のシャンプーを見直してください。
まずは髪を塗らします。シャンプーが泡立ちやすいように塗らすと思っている方もいるかもしれませんが、本来「頭皮の汚れを落とす」予洗いという行為になります。予洗いで汚れの約8割は落ちると言われていますが、実際軽く全体を塗らす程度ではそこまで落とすことはできません。
正しい予洗いは、シャワーで2分ほどしっかり時間をかけること。また「頭皮」にシャワーをしっかりあてること。髪は下に向かって生えているので、一度頭を下にしてうなじから流すなど、頭皮の脂が落ちやすくする、また髪の汚れを落とすことを意識して予洗いしてください。
しっかり予洗いができた後は、「手の平でシャンプーを泡立て」ます。決して髪の毛にシャンプーを直接つけて泡立てることはやめてください。髪が痛みます。泡で頭皮の汚れを落とすことを意識して、指先でマッサージするように頭皮を揉んで洗います。予洗いで落としやすくなっている皮脂もこのマッサージと泡で浮き上がらせることができます。決して爪を立ててゴシゴシしたりしないことがコツです。
洗い流しも忘れずに!
シャンプー後の洗い流しが足りない人も多いようです。シャンプーが残っていると臭いやフケの原因になります。予洗い同様、頭皮すべてにシャワーのお湯をあて、ヌメリなどがしっかり落とせるまで時間をかけてください。トリートメントやコンディショナーも同様に、しっかりと落とすこと!
お風呂上りはタオルドライを充分に行った後、できるだけはやめにドライヤーで乾かすこともまた大切です。よくタオルを巻いた状態で数十分置いておいたり、自然乾燥をする人がいますが、その時間に頭皮の細菌は増殖し臭いの原因となります。まずは乾かすこと。これを習慣としてください。
いかがでしたか?もちろん食生活やストレス、シャンプーの種類などによってもにおいの出方は違うかもしれませんが、まずは正しいシャンプーの仕方、洗い流し方によってにおいが発生していたかもしれません。この正しい方法を習慣化することで頭皮環境が改善されることもあります。今日から試してみてくださいね。