メイクは薄いほうがいい理由

薄いメイク=ナチュラルメイクは男性受けが抜群にいいことをご存知でしょうか?

ついつい完璧に仕上げて少しでも美しく!とばっちりメイクを行いがちですが、ほとんどの男性はばっちりメイクよりもナチュラルメイクを好印象と答えています。

このばっちりメイク、男性受けもさることながら、肌にとってもあまり良いことはありません。

クレンジングの威力

ファンデーションをはじめ、アイメイクやルージュは油分を含んでいたり、肌に密着するように作られています。日中はしっかり肌に張り付いていてくれるのに、最近のクレンジングは「簡単にメイクオフ」とか「スルンと落ちる」を謳い文句にしている商品が多いです。このことに少し疑問を持たなければなりません。

化粧品類の油分を落とすためにはやはり「油分」であり、油分を水と中和してくれる「界面活性剤」がクレンジングには入っています。この界面活性剤が濃いメイクも中和してくれることでスッキリ、簡単に落としてくれます。

一方で、メイクを浮かせて落としてくれるまではいいものの、直接肌に触れるものでもあります。お肌にはメイク汚れのほかにも余分な皮脂、必要な皮脂、保湿成分もあるのですが、これらの必要なものまでクレンジングで奪われてしまうことで肌がもつバリア機能を壊してしまうかもしれません。これでは肌ダメージが心配です。

クレンジングは、ともすれば肌を傷める行為になってしまいますので、できるだけナチュラルメイクを心がけること。またクレンジングをしっかり選ぶことが大切となってきます。

肌にも休息日が必要。

毎日化粧をすることが欠かせない!という女性も多いのでは?しかし、お肌にとって化粧は決していいものではありません。できるだけお肌の休息日を。

例えば、今はクレンジング剤不要のミネラルファンデーションや、水やお湯で落とせるアイメイク用品が販売されています。お肌への負担も少なく、またクレンジングを使わない日を設けることで、「毛穴が目立たなくなった」「肌質が変わった」などの嬉しいお声も出てくるほど。本来素肌が一番の栄養であると心得え、自分の肌と常に対話することを忘れずに。

年齢を重ねるごとにメイクで隠したい部分が多くなってきたり、スキンケアに力が入りすぎていることが当たり前となっているかもしれません。美容に関しては、なかなか他人が指摘してくれることもありませんし、自分で自分を客観的に見て自覚することが一番のポイントなのです。

ぜひクレンジングとナチュラルメイクについて考えてみてください。お肌が見違えるほど生き生きとしてくるかもしれません。