危険なクレンジングとは?

危険なクレンジング、というよりも、使い方によっては危険、あるいは自分の肌にあっていないと危険、というクレンジングがあります。日常の使い方に実は落とし穴があるかも?!市販のクレンジングは多くの試験を経て微生物検査、耐温性、使用感、原料など安全性の確認されたものばかり。その点はご安心ください。

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クレンジングの時間はできるだけ短く

メイク汚れにはメイク以外にも日中分泌された皮脂汚れや角質、汗などが含まれています。それを落とすために「界面活性剤」というクレンジングの主成分が含まれています。商品によってその強さは違いますが、肌にとってはある程度負担になる強さです。できるだけすばやく洗い流すことが大切。また汚れを肌のうえに長時間のせたり、マッサージすることもおすすめできません。

また、界面活性剤にも種類があり、○○レスや○○硫酸、ラウリル・・・といった名称のものは石油系界面活性剤と言われます。化粧品原料として安全性が確認されているので配合されているわけですから、一概に避けたほうがいいということはありませんが、お肌の弱い方はパッチテストなどで試してからお使いください。

ミネラルオイルは要注意

洗浄力の強いクレンジングや、ポイントメイクリムーバーなどに使われていることのあるミネラルオイル。ミネラルオイルや水添ポリイソブテンなどの炭化水素油系のクレンジングは洗浄力の強さから肌に負担になることも。ボトルや箱裏の表示名称をしっかり確認してください。

一番重要なのは、自分の肌にあっているかどうか。メイクの濃さ、落としきれているか、しっかり見極めること。

クレンジングは洗い流すものだからお金をかけたくない、とクレンジングを重要視しない女性が時折みられますが、実はスキンケアの中で一番大切なのはクレンジングです。肌がきれいに生まれ変わるために不要なものは落とし、必要なものは残す。肌トラブルの原因で思い当たることがない人は、もしかしたらクレンジングが関係しているのかもしれません。メイクだけに集中するのではなく、落とすことを今一度見直してみてください。驚くほど肌が変わるかもしれません。そのためには、日常のちょっとした習慣に注意してみること。

人間が休むことが大切なように、お肌にも休む時間が必要です。そのためにも落としきる、そして栄養を与える。この循環が美しい肌への一歩となります。