カフェインは悪?美容との関係

カフェインと言えばコーヒー。そう思い浮かぶ人も多いですね。妊娠中はカフェインを控えたほうがいい。寝る前はカフェインの入った飲み物を飲むと眠れない。カフェイン中毒などという言葉もあります。このカフェインについて、メリット、デメリット、両方ほ話を聞くことがありますが、詳しく理解している人は少ないのでは?実際カフェインは悪?美容とカフェインはどういう関係?そんな疑問を解消します。

まずはカフェインのメリット

・脳や筋肉を活性化させる

・抗酸化物質が豊富である

・脂肪燃焼効果がある

・鎮痛作用がある

次にデメリットについて。

・利尿作用がある

・依存性がある(カフェイン中毒)

・体を冷やす(血管収縮作用があるため)

・鉄の吸収を阻害するため貧血の人は注意が必要

・昼以降に摂取すると効果が8~10時間持続するため、寝ている間の成長ホルモンの分泌を抑えてしまう。

他にもいろいろありますが、代表的なところではこのような感じです。

では、美容についてはどうでしょうか。

まずメリットについて。

・収斂作用があることから、肌に使用することでキメが整う

・新陳代謝がUPするため肌のターンオーバーが促される

次にデメリットについて。

・メラニン色素を拡散させる働きがあるためシミを増やす

これらの情報がどこまで正しいのかはわかりませんが、全く根も葉もない情報ではないのかなと思われます。注目したいのはデメリット。シミを増やすと聞けば「摂取したくない!!」と思われるかもしれませんね。

最近では「カフェインカット」「カフェインレス」の商品が多く出回っており、自分で選択できる時代。カフェインといえばイコール「コーヒー」を連想する人も多いですね。コーヒーは適度に摂取すれば癌予防や健康効果、リラックス効果が期待できますし、カフェインレスコーヒーであれば妊婦さんも安心して飲むことができます。一方で、過度のコーヒー摂取は倦怠感や疲れ、なかなか夜寝付けない、貧血になるなどの弊害も。ちょっと中毒気味かな、と思ったらカフェインを減らしてみてください。

「コーヒー好きは老け顔が多い」という言葉がちらほら見当たりますが、ストレス解消、息抜きに1杯くらいなら気にしないほうが絶対にいい!です。ストレスを溜め込んだりするほうが美容にもよくありません。しっかりカフェインについて理解した上で、上手につきあっていくことをおすすめします。

注意点として、空腹時にコーヒーは飲まないこと。カフェインは胃液を分泌させますが、空腹時に胃液が分泌されると胃そのものが荒れてしまいます。結果、肌荒れにもつながります。「薬も過ぎれば毒となる」ということわざを覚えておくてください。意識することが美への道です。