内外美容の必要性

内外美容という言葉をご存知ですか?最近化粧品業界・美容業界ではよく聞く言葉です。文字通り、内側と外側、両方からの美容のことを指しますが、化粧品はあくまで外からのケア専門。ところが美しい肌、うるおい、ハリ、エイジングケアなどは外側からだけではなく、内側からのケア、例えばお肌によい食品やサプリも同時に摂取することでより即効性が得られ、また化粧品だけ、食品だけでは解決できなかった悩みが解決できることがあります。

どちらか一方だけでもダメ!

理屈ではわかってはいるかもしれませんが、若い頃はどんなに美しい肌をしていた人でも20代半ばを過ぎてくるあたりから肌内部では老化がはじまっており、生活習慣や食習慣、光老化など様々な要因で老化がすすんでいきます。

この自然現象をなんとか食い止めたいと誰しも思うものですが、実際はスキンケアなどのお手入れだけでは限界を感じませんか?外側からのケアだけでなく、内側からのケアもあわせることでより美しくなることができる。この考えが少しずつ広がりをみせており、結果として内外美容の必要性が叫ばれてきているのでしょう。

私達の体は食べ物からできている

そもそも化粧品は薬でもなければ効能・効果をうたうことができません。しみに効果がある原料、抗酸化作用のある原料を使っていることはわかっていても、「しみが消える」「老化防止」という広告を出すことはできません。薬事法で細かく表現が規制されているためです。しかし日々研究が進み肌トラブルや悩みから開放される女性も増えていることは確かです。この化粧品だけに頼るのではなく、やはり私達の体を作っている「食べ物」から足りない栄養素を補うことでより即効性と実感を得る、それによって化粧品の役割、食品の役割それぞれが際立ってくるのです。

過度に化粧品に期待しすぎず、またサプリや健康食品に頼らず、自分の身体とむきあって足りないものを補う。内外美容は年齢を重ねるほどに必要だと感じます。

最近少しずつ増えてきているのが、化粧品と健康食品をあわせて販売する会社です。このサプリを飲みながらこの化粧品を使うことでより悩みの補助になる。どちらの情報も把握しているからこそできるセット販売であり、より効果的な売り方ではないでしょうか。なんとなく「ヒアルロン酸」とか「コラーゲン」「プラセンタ」を補うよりもよほど的確なのかもしれません。また、この原料は塗るよりも飲んだほうがいい、塗ったほうがいいというものもあります。化粧品と健康食品を別々に考えるのではなく、同じ枠組みで捉えることが大切になってきます。