年齢とともに増えていく「しみ」。顔だけでなく手の甲や首元など、露出頻度の高いところによくみられます。見えないところであればそこまで気にならないでしょうが、特に顔など人目につくところは、一度気になるといつしかコンプレックスとなり、隠そうという気持ちが芽生え悩みとなります。
しみを消そうと様々な化粧品に手を出したりするも、なかなか消えない・・・という経験はありませんか?本格的にレーザー治療や皮膚科で飲み薬などにチャレンジする人もいますが、なかなか勇気が出ない・・・ということも。
そもそもしみとは何?簡単に消えないのはなぜ?の疑問を解消します。
しみとは・・・?
そもそもシミとは皮膚の中にメラニンが蓄積されて他の皮膚より黒く見える部位のことです。皮膚を黒くするメラニンは肌の防御作用で作られますが、このメラニンは通常肌のターンオーバーで周期的に垢として排出され剥がれ落ちます。ところが、長年紫外線のダメージが蓄積するとメラニンが過剰に作り続けられるようになり、ターンオーバーも乱れがちに。すると、メラニンが排出されず皮膚内部に蓄積され、シミとなるのです。
できてしまったシミは完全に消すことはできず、できることを防ぐ未然予防が大切です。また薄くする努力をすることで消し去ることはできませんが薄くすることはできます。時折化粧品の広告で「しみがポロッと」などという誇大広告を目にしますが、シミは肌の奥深くにあり、かさぶたのようにポロッととれることはありません。また化粧品を塗っただけで消えるような簡単なものではありませんのでご注意ください。
今できることをすることが鍵
手っ取り早いのは皮膚科へ行って塗り薬やレーザー治療などで治療してもらうこと。ただし保険適用外なのである程度の出費は覚悟してください。
また時間をかけて蓄積された紫外線ダメージなどでシミはできますので、今からできる紫外線対策を確実に行うことも大切。美白化粧品によるお手入れで、メラニンの過剰生成や蓄積を防ぐことや、美白に効果的なサプリなどを摂取することで少しでもシミができにくいお肌へ導く努力をしましょう。
しみの原因は紫外線以外にも、ターンオーバーを滞らせることが原因なので睡眠不足や不規則な生活、運動不足や加齢なども関係しています。シミは1日にして成らず。もしできてしまったシミがどうしても気になってストレスになるのであれば思い切って病院へ行くことで心が軽くなるかもしれません。今できることは何なのか、情報収集を怠らず、まずは今日からできることをはじめてみてくださいね。