女性なら誰しも思い当たることといえば、「メイクをしたまま寝てしまった」ということ。
肌に悪いとわかっていても、
●気づいたら寝ていて、朝になっていた
●子供と一緒に寝てしまった
●酔っ払って帰ってソファでそのまま爆睡
などなど、様々な後悔エピソードがあるのでは。翌朝のひどい顔を見ても時すでに遅し。
では、メイクをしたまま寝ることで肌には一体何が起こっているのでしょうか。
メイクは汚れ
女性は夜メイクを落としてから朝化粧をするまでの間以外、ほぼ化粧をしている人も多いでしょう。おおよそ1日の3分の2以上はメイクをしているということになります。
顔の上には何が乗っているのかご存知ですか?メイクはもちろんのこと、1日を通して分泌された皮脂や汗、皮膚の常在菌、さらに外に出ていればほこりや排気ガスなど実に多くのものが肌には乗っているのです。これらの汚れを溜め込んだまま翌朝まで持ち越しているんだな、と思うと、どれだけ肌に負担がかかっているのか想像できるでしょう。
メイクをしたまま寝ることで起こる肌変化とは
翌朝落とせば大丈夫!と気楽に考えているのであれば、しっかり現実に目を向けてみてください。起こりうる肌トラブルとしては、
●毛穴の黒ずみ
●シワ、シミ
●顔ダニ、まつ毛ダニの発生
●炎症により大人にきび、吹き出物
●肌の老化
などなど、1晩でも相当のダメージがあります。肌は新陳代謝を阻害されますし、寝ている間に肌が生まれ変わることもできません。
化粧したままでも翌朝お肌の調子はいい!という方もいますが、今は目に見えないだけであって、1度メイクを落とさないと数年肌は老けるとまで言われています。将来の自分のためにもしっかり落とすことをお忘れなく。
メイクとクレンジングはセットで
女性にしかわからない、メイク落としの面倒。その対策としては、
●肌を休ませるため、外出しない日はノーメイクで過ごす
これは、肌にとっても大切なこと。肌にとってはノーメイクが一番です。何より夜洗顔するだけという簡単さがストレスフリー
●ナチュラルメイクを意識する
濃いメイクは肌にもよくないうえに、しっかりクレンジングが必須。強力なクレンジング成分が肌に必要な潤いまで奪う可能性も。できるだけナチュラルメイクを心がけて。ただし、ミネラルファンデなど「24時間つけたままでOK」「メイク落としいりません」という商品であっても洗顔は必須。
●簡単に落とせるクレンジングを選ぶ
時短にすっきり、さっぱり落とせる。クレンジングが面倒と感じない自分が心地よくなる香りのするクレンジング。テンションが上がったり癒されたりするクレンジング。自分の肌にあったクレンジングを選ぶことで、「よし!がんばろう」と思えるはず。
「落とす」ということは、夜に作られる肌のためにとても大切なことです。日中呼吸できなかった肌を労わるためにも、自分を奮い立たせてくださいね。