自分の頭皮のにおいにお困りではありませんか?昨夜洗ったばかりなのに翌朝には髪がベターっと脂っぽくなっている。自分でにおう。最近男性に限らず女性でもそんなお悩みをお持ちの方が急増しています。自分でにおうわけですから、当然至近距離で話す人やすれ違う人にもにおってしまう・・・という方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん、生まれ持った体質や体臭もありますので原因がこれ!と特定はできませんが、できる限りのことを気をつけることで少しでも軽減できればと思います。不潔にしているわけでもないのに脂っぽいという人は一度チェックしてみてください。
シャンプーのやり方をチェック!
臭わないようにしっかりシャンプーをしている!という人ばかりだと思いますが、シャンプーを手にとって、そのまま髪の毛で泡立てたりしていませんか?シャンプーの原液を直接髪や頭皮につけることはおすすめできません。シャンプーは手の平である程度泡立てた後、髪と頭皮を泡で洗うイメージで行ってください。シャンプーの原液は粘度もあり頭皮や髪に残留しがち。洗い流せないことで頭皮トラブルやカスが残ってしまいます。
またすすぎの時間が足りていない人も多いようです。おおよそ3分ほど、しっかりシャワーで洗い流すことをおすすめします。「においが残ってほしい」という理由でしっかり流さない人もいるようですが、それは間違いでシャンプーやトリートメントがきれいに頭皮と髪からなくなるように丁寧に流してください。残りカスは頭皮と混ざって酸化臭の原因にもなりかねません。
爪を立てずに指の腹でマッサージするように洗うこともお忘れなく!
ドライヤーの使い方をチェック!
お風呂上り、特に髪の長い女性はすばやくドライヤーを使ってください。よく「自然乾燥」などという言葉を聞きますが、洗髪でキューティクルが開いた状態の髪の毛を放置することでダメージを受けるだけではなく、洗濯物を放置してしまった時や生乾きの時ににおいますよね?あれは菌が発生しているにおいであり、髪の毛を乾かさないと同じく菌が発生しやすいためにおいの原因にもなるのです。
またドライヤーはできるだけ頭皮ではなく髪の毛にだけ当たるように心がけて。頭皮環境が乱れるとにおいの原因になるので、適切な距離感を保ち、髪だけでなく頭皮ダメージを受けないように乾かしてください。
食生活にも注意を!
これは体臭にも言えることですが、食生活の乱れや脂っぽいものばかり食べていると頭皮のいやなにおいにつながります。野菜を多めに、たんぱく質やビタミン、食物繊維などバランスを心がけてください。やはり脂っぽいものばかり食べていると頭皮も脂っぽくなってしまいがちです。頭皮のにおいだけでなく、お肌にも言えることですが、基本的な生活習慣、食生活、睡眠などはすべての基本になります。基本ができてからの実践あるのみですのでまずは見直しが必要だと感じる人は今日からはじめてみてください。
すべてちょっとしたことですが、においが気になる原因はひとつではありません。頭皮のにおいが最近気になる、加齢臭??などと片付けずに、自分の生活全般から日常の習慣まで見直してみてください。頭皮は顔の皮膚とつながっているため、マッサージをすることで若々しい肌の維持と髪への栄養補給にもなります。日々の気配りで自信のある頭皮を維持してください。なお、脂を除去すればいいと男性用のトニックや脱脂力の強いシャンプーを使うと逆に皮脂が分泌されたりしますので、取り過ぎにも注意が必要です。