ほうれい線を予防するために必要な努力とは

今回は「ほうれい線」について。

私もまだ20代の頃、「ほうれい線」と言われても意味さえわからない時がありました。しかし歳を重ねるごとに、ほうれい線の威力!その存在が近づいてきていることをひしひしと感じます。

なぜほうれい線はできてしまうのか、どうやったら予防できるのか。多くの女性の悩みのたね、ほうれい線について。

なぜほうれい線はできてしまう?

上の画像の女性の口の周りにある2本の線、これがほうれい線です。試しに女性のほうれい線を指で隠してみてください。若い女性に見えます。つまり、ほうれい線はそれがあるだけでいっきに年齢を感じさせてしまうシワなのです。このシワがあるのとないのでは印象が大きく違ってしまいます。

ほうれい線は30代以降に気になりだしてくる方が多いのですが、放置しておくと年齢とともに深く、はっきりと刻まれていきます。最近ではヒアルロン酸やボトックス注射などで対処する方法もありますが、そこまでしないとなかなか簡単には消せないのが現実。

ほうれい線の原因は、頬の筋肉の衰えによる「たるみ」によるもの。頬に付着している脂肪がたるみ、下に落ちることで、溝が深く目立ってきます。試しに鏡を見ながら自分の頬を持ち上げたり、下げたりしてみてください。年齢とともに筋力が低下していき、重力に逆らえなくなってくるのは頬も同じこと。少しずつ下へ下へと落ちていくのです。

ほうれい線ができないようにするには

ヒアルロン酸やボトックス注射というのは、一時的に溝を埋める効果はあるものの継続してやり続ける必要もありなかなか難しいものです。一番はやはり「筋力」をつけること。歳を重ねると、昔と同じような生活をしていても太ってくるという人が多いですよね。これは、日常生活を送るうえで消費されるカロリー、基礎代謝が低下しているため。年齢に逆らうためにも、若い頃よりも全身の筋肉をつけなければ体型の維持は難しいのです。

それと同じで、顔も筋力をつけること。最近ではパソコンやスマホと向き合っている人も多く、日常生活で約3割ほどしか顔の筋肉を使っていないという結果もあります。動かさないと筋肉は固くなり、動きは低下。その結果重力の影響で垂れ下がるというわけです。

この理屈がわかれば、何をすればいいかも一目瞭然。まずは表情筋を鍛えること。大きく口を開ける、顔の中心に力をめいっぱい入れる、口を突き出すなど、自分ができると思われる表情を思い切り鏡の前で行う習慣を。朝晩の1日2回でもOK。思った以上に顔が疲れるのではないでしょうか。それだけ顔の筋肉が使われていなかった証拠です。

口にくわえるグッズなども販売されていますが、まずは自分でできる簡単なことからはじめてみましょう。「ぱぴぷぺぽ」を思い切り言うのも効果的だそう。また、目につくところに鏡を多めに飾るの有効。ふとした時の自分の表情が確認できます。

また、口周りの筋肉「口輪筋」を鍛えるために、口を「ほ」の字にする習慣をつけることでほうれい線が伸びてクセつけされるそう。ネット上では色々な情報があるので探してさっそく今日から実践してみてくださいね。