なぜシミはできるのか!を知らないと損する話

年齢とともに顔に浮き出てくるシミ。頬、おでこなどにうっすら浮き出てきて、男性女性問わず気になっている人も多いのでは?最近では皮膚科でレーザー治療やハイドロキノンやトラネキサム酸などの塗り薬、飲み薬などで少しでも改善を望む方もおられますが、できればシミを予防する、できない努力をするほうがお金もかからずいいはずです。化粧品などで「シミがポロッととれた」「シミが薄くなった」という広告を目にすることがあると思いますが、鵜呑みにしてはいけません。

一度できたシミは簡単に消すことはできません。今日から、今からできることをすることで、将来できてしまうシミを防ぐ、これ以上目立たせないことができます。知らなければ損をしてしまいますのでぜひチェックしてください!

シミができてしまうメカニズムとは?

シミはあなたが生きてきた時間の証、どのようなスキンケア、生活を行ってきたのかがわかるものでもあります。シミの多くの原因は紫外線。この紫外線を子供の頃からどの程度浴びてきたのかで、シミが出現する年齢が変わってきますが、一般的にはやくて20歳前後、多くは35歳くらいになるとシミがあるな、と気づく方が多いようです。

加齢とともにシミが目立ってくるのは、ターンオーバーの周期が長くなるため。肌のターンオーバーが正常であれば、シミの元であるメラニンが皮膚の奥深くにある基底層から肌表面へあがってきても垢となり剥がれ落ちるのでシミにはなりません。

ところが加齢にともないターンオーバー周期が長くなると、メラニン色素を含む細胞が剥がれ落ちなくなり結果として表皮にとどまりシミとなって蓄積されることになるのです。

シミの元、メラニンができてしまう原因とは?

シミの元であるメラニンが発生するのを抑えることが、結果的にはシミを作らないというにつながりますので、メラニンが発生する原因を排除することがまずは大切です。

メラニンを作る主な原因として挙げられるのは、紫外線と摩擦。肌を紫外線から守るためにメラニンが作られるので紫外線を防ぐことがまずひとつ。そして摩擦。これも肌の防御反応で、例えば洗顔などで肌をゴシゴシ擦る、いつも顔を触っていたり掻いていたりする。このような普段あまり意識しない行動の積み重ねでメラニンが生成されるのです。

ターンオーバーを乱す行動とは?

加齢とともにターンオーバー周期が長くなるといいましたが、では短くすればいいというわけではありません。短くなりすぎると充分な皮膚が作られず肌のバリア機能が未熟でしっかりと紫外線を防ぐこともできません。つまり、ターンオーバーとはシミととても深い関わりがあり、長すぎても短すぎてもシミができやすくなってしまうということがわかります。

ターンオーバーを短くする行動としては、過剰な洗顔、ピーリング、日焼けなど、角質を落としすぎること。

逆にターンオーバーを長くするのは加齢以外に洗顔不足、栄養不足、ストレスや睡眠不足など。

ターンオーバーをちょうどいい状態へもっていくこと、これがシミができにくい肌へと導きます。

まとめ

シミがでてきてしまってから後悔しても遅いです。できたシミは皮膚科へ。今からシミを作らないためには紫外線を防ぐ、規則正しい生活と、正しいスキンケアを。また加齢によるターンオーバーの乱れに対しては、ターンオーバーを整えることに着目したスキンケア、化粧品が多く販売されています。エイジングケアに力を入れている化粧品ブランドを探して使ってみてください。年齢によって使う化粧品が違っていて当たり前。常に自分の肌にあっているか見直し、試して肌の状態の確認を。簡単なようで難しいことですが、肌はきっと答えてくれると思います。